(こちら2004年撮影の北京、現在と違いすっきりした景色です。)
北京ダックは300年以上の歴史があり、アヒルの歴史は更に長く、少なくても2300年以上あるといわれている。
アヒル料理の記述は中国の古書にもたびたび登場し、古代の宮廷でもダックは欠かせないメニューだったようだ、
そんな中、「蒸す」「煮る」「焼く」「揚げる」「漬ける」など様々な料理方法が発達。
中でも棒と火があればできた「焼く」という料理方法は最も古い方法のひとつ。
北京ダックはかつて明朝宮廷の高級料理で、宮廷では「金陵ダック」と呼ばれていた。
15世紀初期、明朝が都を北京に移すと同時にロースとダックの調理技術も北京に伝わり、皇帝や宮廷の人々に愛され清の時代には宮廷料理としての地位を更に高めていった。
全聚德
現在中国国内外あわせて100店舗近くを展開する北京ダックの大御所
創設者は河北省出身の農民。楊全仁。
当時、数十件ある北京ダック専門店のなか、最も人気があったのは「金華館」と「東海坊」。
「金華館」は清の宮廷に料理を提供していた料理屋で「東海坊」は宮廷で豚やアヒルを焼いていた料理人、「李シーフー」を料理長にすえていた。
楊全仁は1864年、この山東省出身の宮廷調理人であった「李シーフー」をゼンジュトクに招き料理長とし、ここにゼンジュトクは宮廷の北京ダックの秘伝を手に入れ、現在まで続く、ゼンジュトクの味を確立。
こちら北京の銀座 王府井にある 北京全聚德
1~4階のうち、中でも4階は高級な雰囲気の中、本場の北京ダックが楽しめます。(注)4階はサービス料10%が必要です。
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手早くダックをさばく職人。
まずはパリパリのダックの皮と特性の味噌と葱を
餅(丸い皮)に包んで頂く。
次にダックの皮と身のついたもの、身だけのものを
餅(丸い皮)に包んで頂いてみよう。
さすが老舗本店の北京ダック!
皮はパリパリ・風味も豊かで大変◎。
ダック半身:99元(1羽198元)
餅(丸い皮):10元(一蒸篭)
葱・味噌 :2元(一皿)
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「
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北京全聚德 王府井店
ADD:北京王府井師府園胡同9号
℡:(010)6525-3310
営業時間: 年中無休
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まんぷく 上海全聚德の紹介は こちらから
こちら、刀削麺で有名な北京の老舗 晋陽飯荘
こちら、ちょっぴり変わった北京ダックが楽しめるレストラン。
人気ナンバーワン 揚げダック
晋陽飯荘
虎坊橋店
ADD:北京市宣武区珠市口西大街241号
℡ (010)6303-1669
営業時間10:00~14:00・17:00~21:00
年中無休
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こちら、上海にある人気香港系レストランの北京ダック
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北京ダック1羽:178元
おなじみの方法で餅(丸い小麦で作った皮)にダックの皮を包んで食べる。またダックの身部分を調理可。1匹で2度ダックを楽しむことができる。
お勧めはダックのレタス包み。他ダックスープ、ダックの煮物などに調理可能。(要調理代)
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富臨軒
正大広場店 ADD:上海市陸家嘴西路168号 正大広場4階
℡:(021)5878-1777 正大広場店窓側席からはワイタンの景色が見れる。またランチタイムの香港式飲茶もおすすめ。
淮海店
ADD:淮海中路300号香港新世界広場2楼
℡:(021)6358-3699
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