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TOP上海レストラン情報まんぷくチャイナ放浪記2009年迎春:「冬こそ激辛!貴州料理」編



葵と麗文のまんぷくチャイナ放浪記(69)

2009年迎春:「冬こそ激辛!貴州料理」編

 

 

                                                新春の貴州(2007年春節 麗文撮影)

 

中華で辛い料理といえば、馴染み深いのは四川料理や湖南料理。
そんな中、ひそかなファンが存在するのがこの貴州料理。
貴州料理の辛さは「酸ラー」といわれる酸味が特徴。


「黒+今」香閣(Qian Xiang Ge)は上海で3店舗を構える、本場貴州の味が楽しめると評判の店。
店内は広々した空間を贅沢に使った配置で、600ほどある席が満席になってもゆったりすごせる。
本場の味を実現するため、料理人、スタッフの8割以上は貴州人、またほとんどの食材は毎日現地より空輸されているという。「日本人の口にも合う辛さ・・」では満足できないスパイシーファンの皆様、一度お試しを!

 

 

陽朗ラー子鶏

(唐辛子マーク3) 46元

四川料理のラーズジーとは一味違った味わい・・・。激辛・・・(涙)!

 

 

香火+扁布依粉糸+糸

(唐辛子マーク2) 28元  

とにかく、辛いいっ!  

   

干火+扁野山菌

(唐辛子マーク1) 32元

特産のキノコを使ったお料理




 

「黒+今」香閣(Qian Xiang Ge)


ADD:上海市准海路627号(思南路口)

℡:(021)5386-9177 

営業時間:11:00~14:30、 17:00~22:00 年中無休 

 

 


 

                            美しい民族衣装をまとう《苗族》の少女たち

麗文
「さすがの葵チャンもこのお店の辛さには参ったよね?!」
「うん、最初はねっ!でも、食べるに従ってパンチの効いた辛さにもなれて、
辛さ以外の味わいを徐々に感じるようになったよ。美味いっ!!」
麗文
「えー・・・葵ちゃん、恐るべし・・・我はビール飲みながらやっとだったよ・・・。
それにしても葵チャンって食に関して苦手なものってないんだねえ・・・」
麗文
「以前貴州旅行に行ったとき、狗鍋料理の看板もたくさん見たっけ・・・
貴州って土地の8割は石灰岩だってきいたけれど、アジアで一番大きな滝、黄果樹瀑布にも行ったよ、
それに歩いても歩いても出口にたどり着かない鍾乳洞にも行ったっけ・・・」
麗文
「その滝とか鍾乳洞、我も以前行ったことあるよ。(葵ちゃん、狗鍋の看板見たって・・・まさか・・・)

貴州人の友達いわく、辛いものを食べて汗をかくと、運動した後のような爽快感があるんだって。」

「そういえば、貴州料理って、タイとかベトナム料理と少し似てるようなきがするよ、
 
ライスヌードルとか、すっぱさと辛さが同居したようなスープの味とか。土地柄かな。」
麗文
「さすが葵ちゃん、酸っぱさがわかったか!貴州では《3日酸っぱいものを食べなければフラフラする》
って言葉があるよ。この酸っぱさは発酵によって生じるもので、体内にこもった湿度を除去する
効果があるそうだよ。」
「湿度の高い貴州の食文化ってことか・・。」
麗文
「貴州といえば食だけでなくて美しい風景が好(ハオ)、迎春頃は一面が菜の花畑でまるで黄色の絨毯~。
  それに、少数民族《苗族》の衣装もキレイだよお~。苗族ってカラフルな独特の図案の刺繍がとても上手なのだ。」
「ところで麗文~大事なもの忘れてるよ~。私は、苦手がないのは食だけじゃなくって、
飲料のほうも全然オッケーなんだよ~♪」
麗文
「えっ?それって何のこと?」
「麗文たら~、、貴州といえば芽台酒だよぉ~~、まだ注文してなかったねぇ~♪服務員~~^^!」
麗文
「葵ちゃん!!マオタイ酒ってアルコール度数がすっごくきついんだから・・今夜は1本だけだよお~。(-_-;)」
   



次回はアテンドにも喜ばれる~北京ダック特集~です。

2009年1月

 

 



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