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葵と麗文のまんぷくチャイナ放浪記(53)

2007年冬 いまどき上海:はやりもの編
「麗文!ひっさしぶり~~!!」
麗文 「葵ちゃん!ほんとに上海に来たんだねえ・・・いつも突然、相変わらず嵐のように現れるけれどうれしいよ~~」
「麗文と辛いものが恋しくてどうしようもなくって上海に上陸しちゃったァ~~」
麗文 「葵ちゃんの一番の目当ては《この季節だけ楽しめる上海蟹》&《はやりのい料理》でしょ。
  (でも、我に会いに来てくれたのも確かにホントだ。)
  今回は新しくできた上海蟹専門店に行ってみよう。日本人が好き~な蟹のフルコースだよ!」

 

蟹宴会コース

「蟹のつめ肉の蒸し物」「アスパラの蟹足炒め」「蟹身と蟹味噌炒め」「春雨と蟹の白子の煮物」「蟹身入り麺」など

淡白なものから蟹味噌を使った濃厚な味のお料理へと蟹づくしが楽しめる。

日本人向けに、ひとり分づつ料理が出されるのも嬉しい。

最後は蟹の姿蒸し。12月は雄・雌どちらもお勧め!

今回は、葵ちゃんの為にプラス料金で大き目サイズの蟹に変更。

 

蟹味館 中国夢

蟹宴会コース198元(ひとり)

ADD:安龍路471号 

℡:(021)6262-9992

上海蟹を食べなれない方も安心!

服務員が蟹を剥くサービスをしてくれる。

個室あり

 

麗文 「明日はお待ちかね!葵ちゃんの好きな辛~い料理のお店に行こうね!噂では毎晩行列がすごいらしいのだ。
  夕方4時半には整理券をもらいに並ぶのがポイントだよ。」

■毎晩行列ができるお店 辛香Hui

スパイシー ジョイント

その行列の秘密はさて?!

前菜:蒜泥白肉  さっぱりした豚肉に特性のタレをつけていただく。

 

前菜:涼粉 辛味でビールが更にすすむ!

 

お店の一番人気前菜:ボーボー鶏 28元

唐辛子の辛さとピーナツの甘みのコンビネーションがGood!


生山椒入りのお魚のスープ:痺れる麻(マー)の味

 

熱菜:ピリ辛でご飯がすすむ茄子炒め

 

辛香Hui

ADD:漕溪路280号(フォックスタウンの入っているビル5階・地下鉄1号線体育館駅すぐ)

:(021)6470-2777

お得なビジネスランチあり。


 

 

 

 

麗文
「上海人友達の噂に勝る行列だったね!葵ちゃんが早く来て並んでくれたから・・それでも、待ち時間2時間半!

でもさらに長くなったあの行列を見ると、どうやら我門達はラッキーだったみたいだね・・。」

 「今日は4時45分にここに来たの、そしたら椅子にみんな座ってて、あわてて入り口横のお姉さんのところに
  いって順番のチケットをもらったの。じつはそのとたんに二人の人が横からやってきて順番の券を先に
 もらっていちゃったんだけれど・・・それでも2回転目の8番!」
 麗文 「ずばり!!このレストラン人気の秘密は美味しさと量の多さとリーズナブルさだねっ!
   予約は1週間前までしか受け付けてもらえないらしいのだ。」
 「だから当日こんな行列なんだ・・・。量の多さといえばお店の人が洗面器より大きな器を
   運んでるのをたびたび見かけたよっ!」
 麗文  「蒜泥白肉はニンニクも辛さもなくてどちらかというと甘めのタレだったけれど辛いもの好きの葵ちゃん的には
  他の料理はどうだった?」
「ぜ~んぶ美味しかったよ^^涼粉はしっかり唐辛子がきいてたし♪ナスも美味しかった。
  それにボーボー鳥って他のテーブルの人たちもたくさんオーダーしてたみたいね。
  でも一番のお気に入りはマーのきいたお魚の沢山入ったスープ!スープもお魚も美味しかったよ~(涙)」
麗文 「あの魚は《黒魚》なのだ。中国では出産後の女性に特に良いと言われているよ。
  (それにしても葵ちゃんってときどき日本人と思えないほど大げさになるのだ・・・ほんとはナニ人なんだろ・・・??)」
「あたしの好きな料理をアレンジしてくれてありがと!明日は麗文の為にイタリアンにご案内するわね~。」



2007年12月取材

 



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