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葵と麗文のまんぷくチャイナ放浪記(49)

2007年 ストーリート編

 

■今回は虹梅路と虹許路を結ぶ、人気のグルメ横丁に行ってきました!


 

 

■まず虹梅路側から入って2手に分かれる、右手をすすんでいくと

「上海料理店」新上海 

この季節、外のテラス席でビールを楽しむ近所に住む欧米人の姿も・・。

おつまみ程度に、点心と料理をオーダー

上海名物・生煎餃子 10元

中国式酢豚・糖酢肉 28元

家常豆腐 18元

麗文談:テラス席が人気のローカル中華料理店。外人が多く住む域としては比較的チープ。

ローカル上海料理の典型で少し濃い目の味付け、醤油で煮たもの甘めのものが多い。

中国式酢豚糖酢肉は日本の酢豚のようにピーマン・にんじん・たまねぎなどの色とりどりの野菜は入っておらず、骨付き豚肉を黒酢と砂糖で柔らかく煮る料理法で、酸味と甘みのバランスが特徴。

明代に書かれた飲食と健康の関係についての本《養生膚語》にて、すっぱいものを沢山食べると「気を結ぶ」とあり、現在も黒酢は健康食品とし注目されている。個人的には、某日系マンション内のシャロンの酢豚もGood!上海でぜひ本場の酢豚をお試しあれ。

 


■ ストリートを少しすすむと上海では珍しいイラン料理レストランが・・


本日のランチ:チキンケバブセット。35元。


ほそなが~いお米が特徴のライスにケバブがのっている。

ケバブは肉を串刺しにして炭焼きにしたもの。

肉は鳥と羊が一般的。アラブ料理の代表的一品。






こちら水タバコ。

中東のチャイハネ(喫茶店)でよく見かける。

タールはゼロ、ニコチンも格段に少なく香りを楽しむんだそう。4種類の味 50元/1回

 

SHIRAZ

ADD:虹梅路3338弄8号  

℡:(021)6465-9993

営業時間:ランチ 11:00~14:30(火~日)
ディナー 17:00~24:00

ランチ:35元、45元、55元、65元

火曜日水曜日の夜 120元食べ放題(一部除外)

 


葵談: イランは古~い歴史ある国。現在は30の州からなる多民族国家であるため地域や民族によって料理はさまざま。


野菜、豆、アーモンド、干葡萄を多く使った料理が多く、主食はナン(アラブパン、ホブス)。

ナンと言えばインドで有名だけれどもともとはペルシア(イラン)から伝わったものだそう。

このホブス、直径が20~30センチくらいのものが多くまさにPizzaの原型。

お店によっては料理の上にかぶせて蓋(保温?)の役割になっていたりテイクアウトのときに中に料理を挟んだりと、とっても便利な一品!

イランは国土面積、日本の4.5倍という広~い国。

周辺には、アゼルバイジャン、アルメニア、イラク、トルコ、クエート、サウジアラビア、パキスタン、アフガニスタン、ペルシア湾、カスピ海・・・などなど。カスピ海のチョウザメよりキャビアもとれる。

そして・・・イランはイスラム国家のためお酒はご法度。
けれど、革命前にはお酒は飲まれていたそうで・・・
実は、ワインは紀元前のイランあたりが発祥の地という説があり、
葡萄の品種シラーズはお店の名前でもある「Shiraz(シラーズ)」⇒イランの中南部の都市名に由来していると言われているとか^^



 

■ 葵ちゃんの現地レポート



大きなお皿でサービスされみんなで取り分ける。



野菜、豆類がとても豊富で健康的なお皿がテーブルにたくさん並ぶ。

豆やゴマ、ナスなどをペースト状にしたものも多い。(シリアにて)
アラブ諸国では食べきれないほど出すのが礼儀だとか。

こちら、アラビアパンのホブス。まるでPizzaでしょう?!

食文化の東西の行き来をまさに感じた瞬間でした。(ヨルダンにて)

 

■さらにストーリを進むと上海で一番人気のタイ料理レストランシンプリータイや・・

 

日系カフェ「イタリアントマト」

ADD:虹梅路3338弄27号  

℡:(021)6446-9807

オリジナルケーキは3日前までに要予約

フルーツケーキ5号 128元

チョコレートケーキ5号 88元

准海路の伊勢丹内にも支店がある

 

創作日本料理店「にんにん」

ADD:虹梅路3338弄32号  

℡:(021)6465-9599

営業時間 17:30~23:00

本店が大阪にある。メニューにある「たこ焼き」は、自分で焼くことができる。もちろんお店の人に頼むのもよし。15個60元

 

 

■虹梅ストーリー近くには欧米人にも人気の上海虹橋真珠城!ADD:上海市虹梅路3117弄

 

麗文
「今日は、昼間から2件もはしごしちゃってお腹一杯!今から向かいにあるのパール城に連れて行ってあげるね。
2階には淡水真珠をはじめとする専門店が並んでいるよ。完成品のほか、ジュエリーのパーツも沢山あるのだ。
自分でアクセサリーをデザインする事も可能。雑誌の切り抜きを持って行くと、お店の人に伝わりやすくて
いいかもよ。又、ジュエリーはチープなものから高価なものまで色々だけど、目利きの我がいるから任せてっ。
葵ちゃんに似合う、世界にたったひとつだけのアクセサリーを作ってあげるねっ!」
 ・・・(そわそわ・・・)・・・
麗文
「それから葵ちゃんの日本のお友達にもお土産買わなきゃ!1階にはチャイナシノワズリーの雑貨があるよ。
中には裁縫が粗悪なものもあるから、我がちゃんと選んであげるね。ねえ、葵ちゃん、聞いてるっ#??」
「えっ、もちろん聞いてるよっ!楽しそうなところだね♪、お土産は毎回、紹興酒と白酒だったからお友達もきっと
喜ぶよ^^それより・・・このストーリーでドイツビールのお店とかバーらしきものを見かけたんだけれど・・・
  どこが雰囲気良いかなあ・・・気になる。。。」
麗文
「葵ちゃん!!まだお昼なんだからバーは開いてないよぉ!腹ごしらえの後は、思いっきりショッピングをするのが
我の定番お楽しみコースだよ。葵ちゃんもそうでしょ?ねえねえ、早く~行くよ!!」

 

 

次回のまんぷくチャイナ放浪記は「50回記念号」お楽しみに!

2007年5

 



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