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◆蘇州を除く江蘇省の観光地◆

江蘇省は、西南部と北部に部分的に丘陵地帯があるが、約10万平方kmの広大な土地のほとんどが平原である。無数の湖と河川、運河、水路のある水の豊富な地域。最近では蘇州・無錫などに進出する日本企業も増えてきたが、揚子江に沿った各都市には観光スポットも数多く、2010年7月の滬寧城際高速鉄道の開通によりこれらの都市が短時間で結ばれるようになり上海からの日帰り観光も十分に可能になった。

無錫




宜興

上海から、蘇州・無錫を抜け雄大で広々とした太湖を眺めながら宜興へ。宜興はこの地でしかとれないという土、「紫砂」を作ってつくる焼き物が有名だ。特に「紫砂壷」と呼ばれる急須が有名。1,200℃の高温で約72時間焼くと硬く無数の空気孔ができ、通気性に優れた茶壷が誕生する。高温で焼かれるため叩くと金属のような音がする。保温性に優れ、茶の味をまろやかにする。使えば使うほど、壷の艶も増し、味わい深くなる。紫砂壷には無数の空気孔がありここから茶の香りを吸い込んでいく。そのため次のことに注意しよう。

・ 一つの急須に対して1種類の茶葉を使う。鉄観音用・岩茶用・プーアル茶用、紅茶用と分けるとよい。なお鉄分が多く含まれるため緑茶には適さない。
・ 使い終わった後は湯ですすぎ乾かす。洗剤で洗わないこと。

市内中心に近い丁蜀鎮〔Ding1 Shu3 Zhen4〕には市場や骨董通りがある。市内には作家工房も点在している。



鎮江

二千五百年の歴史を有する都市。三国時代、孫権が蘇州からこの地へ遷都した(その後南京へ再度遷都する)。杭州と遥か北京を結ぶ運河と長江の交差する位置にあり、内陸の港として19世紀中ごろから商業と貿易が発展した。金山・北固山・焦山の三山からなる有名な観光地。それぞれ特色ある寺院がある。「天下第一泉」として名高い泉から湧き出る水は古来より知られている。鎮江の酢(黒酢)は身体によく芳醇でおいしいと全国的に有名。日本の津市と友好関係を結んでいる。



揚州




南京




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