冬になると防寒用の綿や毛素材の下着がスーパーによく出回るが、防寒重視のために襟ぐりが詰まっていたり、袖が長すぎたりするので、よく見てから買ったほうがよい。上海では「三槍〔San1 Qiang1〕」という下着ブランドのものが有名でローカルのスーパーや専門店には必ずといってよいほど置いてある。デパートの下着売り場では日本の有名ブランドのものも売られているが、種類は多くなく、日本のような選択の幅はない。一般的に、下着は装飾重視のものと、機能性重視のものとの違いが極端で、日本のように「シンプルで機能的」「おしゃれであったかい」といったものは少ないようだ。

ストッキングや冬用タイツなどの品質は以前に比較して格段に上がっており、以前はわざわざ日本から買ってきたり、中国の女性に「日本のストッキング」をお土産にすると喜ばれる、などといわれていたが、最近では上海のもので十分まかなえるようになってきた。

またパジャマについては小物用品やお土産品を扱っている店にいくと上質のシルクパジャマが手に入る。コットンや化繊でもかまわない、というのならカルフールなど大型スーパーに沢山ある。