ホテルの土産ものショップなどにもチャイナドレスの既製品は置いてあるが、やはり体にぴったりとしたドレスなだけにオーダーメードすることが基本。
チャイナドレス専門店では、もちろんその場で生地を選び、採寸してもらって仕立てを頼むことができる。伝統的なデザインにもいろいろあり、袖の長さや飾り小物にも選択の幅がある。最近ではミニ丈のデザインも多い。またこちらの希望どおりにまったく新しい形のドレスでもオーダーで作ってもらうこともできるので、雑誌などもっていくとよい。チャイナドレス生地を使ったテーラードジャケットやボレロ、スカートやパンツなど自由に作ってもらえる。中国独特の柄の入ったシルクや化繊の生地で作るのが一般的だが、気軽に着られるようにカジュアルな生地で作るのもいいだろう。
頼めば日本への配送も可能。
布市場などで安い生地を買うこともできるが、生地の販売店への生地の持ち込みは歓迎されないので、その場合は仕立て屋さんに頼んだほうがよい。ただしボタン止めなどの飾りに関しては専門店でなければできないような凝ったものもあるので、本格的なものを求めるのなら、やはり専門店へ行き相談しながら作るのがよいだろう。
チャイナドレスは体にぴったりとしたデザインが魅力の服。採寸の際には無理をしたり、自己申告をしたりせず、きちんとはかってもらわないと、できあがってから着られないという悲劇も起こるので注意。
●小物もそろえる
いざパーティーなどにチャイナドレスを着ようとすると、自分のもっているバッグや靴がドレスに合わせづらいことに気づくことが多い。値段はそれほど高くないので、ドレスをオーダーする際に一緒に揃えて買い求めておこう。ほとんどの店で頼めば端布でバッグや時には靴も作ってくれる。中華風のショールなども買っておくと便利。
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