プロフィール 上海銀七星室内滑雪場は2002年秋にオープンした屋内スキー場。投資額は3億元。ザウスは投資額400億円というので、ほぼ10分の1。安く作れ、かつ人件費も大幅に安いわけで、そのあたりで採算が会うとの計算なのかもしれない。敷地面積は100,800平方メートル(ザウスとほぼ同じ)。滑走場の長さは380メートル。規模は世界第二位ということだ。
ただ、高低差が小さい。目測では40メートルというところで、ザウスが100メートルあったことを考えれば見劣りする。一番下のゲレンデの角度は恐らく10度もない。斜度は3段階になっているが、一番急な最上部でも15度というところ。
利用方法 建物に入る前に駐車場にある小屋でチケットを購入する。次に建物に入り、向かって左側のカウンターで身長・体重を書き入れるカードをもらってから2階に上がる。2階に上がってすぐのカウンターでウェアを借り、更衣室へ。ウェアを着てから1階に下り、そこで靴→板→ストックの順で借りる。
いよいよスキー場へ。雪というよりはシャーベット状の氷である。雪合戦をしようにもにぎって固めることはできない。スキー場に入ってすぐのところに指導者がいて、「おまえは初めてか?教えてやるぞ」と声をかけてくる。おそらくは無料なので、ここで多くの上海人たちは靴の板へのはめかたから始まる若干の指導を受けるようだ。
ゲレンデは一番下の斜度がゆるいところはエスカレーターで上るようになっている。エスカレーターの手前で板を外し乗る。ゲレンデ中腹から最上部へはロープ塔がついている。
もちろんスノーボードもできる。レンタルボードも多数用意されている。
“温泉”が併設されており、スキーをすると温泉のチケットが付いてくる。大浴場、サウナ、レストラン、バー、ビリヤード、卓球、マッサージなどを楽しむことができる。
最新情報
2010年3月現在、料金は平日1時間98元、2時間138元。週末1時間118元、2時間158元。1分追加あたりの超過料金は1元。レストランはなく、お弁当が販売されているとのこと。
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