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第2回 プロブレム2 オフィスシンドローム

原因
 「オフィスシンドローム」は慢性的な疲れという形で私たちの健康を脅かします。この慢性疲労を引き起こす原因には以下のような条件があります。

  • まちがった姿勢(電話の受話器を肩と首の間に挟むなど)
  • 長時間にわたる同じ姿勢の持続
  • 光の加減に起因する目の疲れ
  • オフィス内の新鮮な空気の不足
  • ストレス、睡眠不足、不健康な食生活 etc…

解決策1:オフィス内の環境
1.PCスクリーンと椅子の高さを調節します。
2.マウスやトラックボールを使う代わりに、極力キーボードショートカットを使いましょう。右腕の疲れや右肩の痛みを防ぐことにつながります。
3.コンピューターを操作しながら電話の応対をすることの多い場合、ヘッドフォンとマイクを使用しましょう。首をかしげながら肩を上げ、首と肩の間に受話器を挟む姿勢は肩こり・首の痛みの原因になります。
4.使用頻度の多い文房具などのオフィス用具は、楽に手の届く範囲に配置しましょう。
5.日中は極力自然光を取り入れましょう。
6.空気の入れ替えを頻繁におこない、オフィス内の空気を新鮮に保ちましょう。
7.ストレッチやその場足踏みなどを行い、体内の血液循環を促しましょう。
8.時間配分を上手に行い仕事を効率的にすることにより、精神的ストレスを減らすようにしましょう。


解決策2:オフィス内でできる簡単エクササイズ
1.フロントレイズ:椅子に座って水の入ったペットボトルを片手に持ち、体の前で肩の高さまでゆっくり上げて数秒止めます。背中と肘を伸ばしておこないましょう。

2.オーバーヘッドプレス:腕をまっすぐに伸ばし、片手で水ボトルを頭上に持ち上げます。上腕を耳につけた状態で、頭のうしろに向かって肘の曲げ伸ばしをします。
3.オフィススクワット:椅子から立ち上がった状態で足を肩幅に開きます。常にかかとに重心をおきながら腰をゆっくり下ろし、お尻が椅子に着く直前にまたゆっくりと立ち上がります。

4.ヒールレイズ:机・棚・壁などにつかまりつま先立ちになります。かかとを床に着くか着かないかまでの高さまで下ろし、また上げる、を繰り返します。

5.トーレイズ:ヒールレイズの反対で、かかと立ちになりつま先を上げ下げします。
6.グルートスクイーズ:椅子に座った状態でお尻の筋肉をぎゅっとしめます。5秒間しめてリラックス、を繰り返します。
7.アブス:背中をまっすぐ伸ばし椅子の前端に腰掛けます。両手を前に伸ばし上体をゆっくりとうしろに倒して、背もたれに着くか着かないかくらいのところで起き上がります。



解決策3
 健康的な生活を送るという意識を常に持ち、効率的で楽しく仕事のできるホワイトカラーライフを目指しましょう。



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