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第1回 プロブレム1 コンピューターシンドローム

原因
 人間工学に反するオフィス環境(オフィス内の明るさ、姿勢、休憩不足など)は頭痛、腰痛、肩こり、首・腕の痛み、そしてドライアイを引き起こします。

解決策1
 人間工学に基づく環境を整えるために、高価なオフィス家具は必要ありません。基本に立ち返り以下のことを注意しましょう。

1.PCスクリーンを目の高さに調節します。
2.頭・首・上体を前もしくは後ろに反らすことなくスクリーンの文字が見えるようにスクリーンの角度を調節します。
3.スクリーンを体の真正面にセット。頭・首をひねることなく見えるようにします。
4.照明もしくは自然光がスクリーンに反射しないように。光を避けようと、無意識のうちに体が不自然な姿勢になります。
5.意識して上体の真上に首・頭がくるようにします。
6.胴体は床と垂直に。
7.肘・上腕は胴体と平行=床と垂直に。
8.キーボードを使う際は、肘の角度が90度になるようにし手首を机もしくは肘おきで支えます。
9.キーボードは体の真正面、マウスはキーボードの真横に置きます(腕を伸ばさなくてもつかめる範囲)。
10.膝下は床に垂直、膝とお尻を直角に曲げ、腿は床と平行に。
11.つま先・かかとだけでなく、足の裏全体を床に置く。

解決策2
 頻繁に休憩をとり、簡単なストレッチや運動をしましょう。仕事に集中し過ぎて休憩を忘れがちです。アラームをセットするなどして、一時間おきに休憩をとるようにしましょう。また、20分以上同じ姿勢を続けないことが重要です。

解決策3
 可能な限り長時間の単調な作業を避けましょう。コンピューターを使わない作業をおりまぜるなどして、同部位の筋肉の疲労を避けましょう。



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