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上海での結婚式・葬式についてのクチコミ情報

結婚式・葬式


駐在や留学などで上海に在住していると、自然と中国人との人間関係も生まれ、いろいろなレセモニーに招かれる機会も出てくる。特に結婚式 や葬式などについては習慣の違いを知っておき、先方に対して失礼なことがないよう心がけたい。


結婚式

上海のような大都市の結婚式は年々盛大になっており、結婚式プロデュースの会社が仲介に入り華やかな宴会を行うカップルが増えてきた。田舎の結婚式のような民族色豊かな結婚式は減ってきており、どちらかといえば日本のスタイルに近い西洋式の婚礼・披露宴が多いようだ。

記念写真については式よりも前にスタジオで撮ってしまうことがおおく、披露宴の前後には簡単なスナップ写真を撮るのが一般的。

●服装

あまり大げさに着飾っていく必要はない。しかしおめでたい気持ちを現すことは大切で、中国では葬式の色と考えられる黒と白のみを着用するのは避ける(特に白一色は喪に服する白装束を連想させ、一方でウェディングドレスの色とも重なってしまう)。スーツなどどうしても黒っぽくなってしまう場合は、ネクタイやアクセサリーに赤や黄色などおめでたい色を着用することが望ましい。男性の場合スーツはビジネススーツでも問題ない。また年々ウェディングドレスを着用する新婦が増えているが、お色直しでは伝統的な赤のチャイナドレスを着ることが多い。このため招かれた場合赤のチャイナドレスを着ると非常識ととられてしまうのでやめておこう。

●祝儀

日本では偶数は「別れる」に通じるため偶数の金額はさけることが多いが、中国では「双数」といって偶数は縁起のよい数字であり、祝儀は偶数金額を包むのが一般的。金額は他の出席者等と相談してきめるのがよいだろう。役職や新郎新婦との関係にもよるが、日本での場合よりはまだ低い。ただ都市部上海では年々上昇している。

●プレゼント

お祝いの品を贈る場合はペアのものが喜ばれる。あらかじめ希望の品を聞いておくのもよいだろう。



葬式

中国では葬式は通常親族のみで行われ、上海に住んでいるからといって中国人の葬式に招かれるということはほとんどないだろう。しかし会社の従業員の親や兄弟がなくなったが場合、すくなくとも香典にあたるいくばくかの金額を渡す必要がある。

●服装

黒、もしくはできるだけ地味な服装で悲しみを表現する。特に喪服に類するものはない。

●香典

金額については特に相場というものはないので周りの人と相談して金額を決める。


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