風を受け、緑を感じ、鳥のさえずりが心に響く。
虹橋別墅で感じることの出来るこの“自然”は、ビルの中で疲れた自分をリニューアルするのにふさわしい。外国人住宅の老舗として大変有名であるこの物件は、自然を求めた入居者が後をたたず、天安門事件前から常に100%近い入居率が保たれている。
虹梅路からの入門は、その生い茂った緑の数々で、窪んだ重い門を見落とすことがしばしば...。誰が訪れても、安らぎを感じるこの環境をうらやましく思わずにはいられない。
住居の選択手段として、人それぞれの価値観が現れるだろう。 とにかく交通の便が良い所!カギ一つで出掛けられるマンション!スーパーが充実していなくては!明るく暖かい南向き!等々、理想を追った住宅選びはなかなか難しいものである。上海においては特に、環境、いわゆる敷地の広さ・緑の多さ・空気の良さを求めることが大変困難ではないだろう ...。
時にそれらは大人達へリラクゼーションを感じさせ、子供達の生活の基本となり、人々が生きていくゆえの最高の贅沢にさえ思われるだろう。
一戸建て住居として存在する虹橋別墅敷地内は、見渡す限りに緑色。遊歩道には所々に花が植えられ、隣接する住宅のプライバシーが保たれている。陽の光を十分に浴びた子供達が思い切り走っていった。
広大なスペースには、117戸の一戸建て住居、テニスコート6面、屋外プール(25M)、スポーツジム、公園、サッカーグラウンド、ゴルフ練習場が完備。レストラン、ショップは別墅管下のサービスが行き届き、住民の満足度をUPさせている。
幼稚園・プレイルームには、小さなお友達が自由に行き来。夜遅くまでかかる学習塾へ子供達を通わせられるのも、敷地内にあるからこそ安心してお任せできるのだろう。日本人学校に隣接し、専用門を通る徒歩通学も魅力の一つである。
クリーニングサービス・郵便ポスト・両替・コピー等、ホテル並のサービス内容が整い、まるでコテージでの宿泊のような快適さがうれしい。
家族で楽しめるコミュニケーションの場として“テニス大会”、“ゴルフコンペ”、“クリスマスパーティー”等が設けられ、毎回多数の参加者が交流を深めている。
そんなコミュニケーションの場を通じたお付き合いは、それぞれの帰国後も大事に保たれ、地域によっては、この虹橋別墅出身者で作られた「ビラ会」が発足されているという。自宅内に限らず、屋外を存分に使った、オープンな交流が一段と深いつながりとなるのだろう。
上海でありながら、子供が子供だけで外に出られる、敷地内の友人宅に自転車で遊びに行ける。タクシーで箱~箱へ移動し、天気すらも感じにくい囲まれた生活とは無縁。雨が降れば傘を差し、寒い日は手袋で霜を集める・・・。そんな本来の自然生活がここにはまだ存在している。
豊かな自然を肌で感じ、澄んだ空気で心を洗う。
忘れてはいけない大事なこと。こうやって大切に生きること。
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